巨人・岡本和真内野手(29)が21日、熟考中のポスティングシステムを利用したメジャー挑戦について言及した。近く、球団と協議する見通しの主砲。

米国では自身の去就を巡る報道が出たことを受け「ポスティングは球団の許可が必要なものなので、僕がどうこうできる話ではない。何とも言えないです」と胸中を明かした。

 気温15度と冷え込んだG球場に、岡本が姿を見せた。11月の侍ジャパン強化試合・韓国戦(東京D)に向けて再始動。同月5日の日本代表合流まで調整は一任されているが「休みすぎても次が大変なので」とノックやティー打撃などで約1時間半、汗を流した。

 ポスティングについては、近日中にも球団と協議して方向性を定めていくもようだ。全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者は自身のXに「複数の関係者は、読売ジャイアンツが今季終了後に岡本和真をポスティングしないと見ている」などと投稿。海の向こうで過熱する報道には「俺、別に何も言ってないのになと。元々、自分で『行く』とも言っていないし。『行かない』とも言っていない。分からないです」とやや困惑気味だった。

 練習開始時には室内練習場に居合わせた田中将とキャッチボール。

初めて背番号11の球を受けた感想を問われ「(球威で)グローブのウェブが切れてないかって聞いた方がいいですよ」と“岡本節”で笑わせた。動向に注目が集まるが、まずは来月の韓国戦に向けて準備を整えていく。

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