◆第172回天皇賞秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)=10月27日、栗東トレセン

 セイウンハーデス(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎、父シルバーステート)は、全休日でもあり、厩舎で過ごした。千野助手は「予定通りに来ています。

先週にCWコースで追ってから、前走くらいまで上がってきました」とうなずいた。

 その1週前追い切りでは調教駆けするビヨンドザヴァレー(5歳オープン)には遅れたものの、6ハロン79秒4の好時計をマークした。「脚元も気にならないし、コースでしっかりと負荷をかけました」と攻めの調教で仕上がりもいい。

 屈腱炎を克服し、前走のエプソムCはコースレコードで復活の勝利を挙げた。「ポテンシャルは高い馬で、期待していた。スタートのいい馬で、ポジションも取れると思います」と同助手。東京コースも3戦2勝で、崩れたのは距離が長かった日本ダービーだけ。侮れない一頭だ。

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