15、16日に東京Dで行われる侍ジャパン強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」に向けて宮崎で強化合宿中の巨人・大勢投手が7日、ブルペンで投球練習を行い、ピッチコム(サイン伝達用電子機器)も用いて計11球を投げ込んだ。

 ブルペン投球練習後に、同じ守護神候補で今季46セーブでタイトルを獲得した中日・松山晋也投手の投球練習に熱視線。

食い入るように見つめ、1学年下右腕の“豪球”には驚きの表情を見せていた大勢は「普段は見られないですし、自信なくなるようなボールを投げていたので、ああやって投げられるように頑張りたいと自分に思い知らせるように見てましたね」と、小さくうなずいた。

 侍ジャパンの抑え候補は巨人・大勢と中日・松山の二択となる可能性が高い。「変な意識とかはないですけど、やっぱり自分も負けたくないというか、そういうのはありますね」と大勢。強化合宿で合流後にはお互いの呼び名について話したといい、「何でもいいと言ったら、『たいちゃん』みたいな。全然いいよと言ったけど、『やっぱり翁田さんにします』って言われました。(翁田さんと呼ぶのは)朗希くらいです(笑い)」とやりとりの一部を明かし、報道陣の笑いを誘った。

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