◆第50回エリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル)

 ステレンボッシュ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)は今回、栗東滞在で調整を続けている。今まで、この調整を行った時はすべてG1で2、1、3着と好走。

「当日輸送ですから、向こう(競馬場)でストレスのかかる時間が少ないからですかね」と田村助手は分析する。

 今回は阪神JF以来、クリストフ・ルメール騎手=栗東=とのコンビ復活。秋華賞からの騎乗機会G1・4連勝を狙う一戦にもなる。先週の1週前追い切りに騎乗したが、今週の最終追い切りでもコンタクトを取る予定。「先週も『いい感じ』と言ってくれました。先週の火曜日あたりから、いつもなら当週ぐらいの感じでスイッチが入っています。最近の結果が振るわないので、こちらがそうなるように仕向けている面もありますけどね」と田村助手。名手の手腕で本来の姿を取り戻したい。

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