元ロッテ監督の ボビー・バレンタイン氏が21日、東京ドームで開催された「長嶋茂雄さんお別れの会」に出席。故人をしのんだ。

 長嶋茂雄さんとの思い出は「たくさんありますね」と話し出したバレンタイン氏。「長嶋茂雄さんは私が監督に成り立てだった頃、とてもよくしてくれました。長嶋茂雄さんと広岡さんはチームメートだった。僕の日本野球界入りを歓迎してくれた。とてもいい友達になりました。きょう、実はお別れの会があることを知らなかったんですが、東京にたまたま来て、お別れの会に参加することができてとてもうれしいです。長嶋茂雄さんはとても特別な人でした」と偶然の縁で参加が実現したことを明かした。

 長嶋茂雄さんをどう表現しますか、という問いには「人生を楽しみ、とても心が広い人。人生をとても楽しんでいた。長嶋さんといるときはとても楽しかったです」と話した。死去の知らせには「とても悲しかったですね。ニュースを聞いて、本当に悲しかった。

もう一度会いたかったなと思います」と振り返った。

 最後にあったのは「3年ほど前ですかね」と話したバレンタイン氏。「長嶋さんの85歳の誕生パーティーだったかと思います。本当に素晴らしい人です。それにこの会でお別れの言葉をおくった人たちの顔ぶれが、まさに日本の野球王国といえるものでしたね。王さん、イチローさん、松井さん、大谷選手、本当に素晴らしい顔ぶれだった」と特別な一日を振り返った。

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