ソフトバンクは25日、福岡市内のホテルで選手らの家族が参加した球団納会パーティーを開催した。

 王貞治球団会長と、小久保裕紀監督が開会と乾杯のあいさつで壇上に上がった。

 王会長「「皆さんこんばんは。昨日の優勝パレードは本当にいい天気に恵まれて、我々のこの1年間の戦いを祝福してくれたように思っています。本当に今年は強かったです。すごかったです。どうぞ胸を張ってこのオフ過ごしてほしいと思います。ただ、我々は余暇を楽しんでいるっていうことがなかなかできない。次へ次へという思いで。皆さんも多分そうだと思いますけど、良ければ良いほど、次の年に向かっての気持ちは強くなりますよね。だから来年もやはり誇りを持って過ごせるように、いいシーズンにしたいとみんなも思ってね。来年、ここから来年に向けてどうやって自分が進むのかっていうことをしっかり明確にしといてほしい。勝ったからといって、浮かれてはいないと思うけど、より自分を磨いてもらうように。また来期に向けて家族ぐるみでね、来年2026年を乗り越えるように頑張ってください。

本当にこの1年は素晴らしい年でした」

 小久保監督「皆さんこんばんは。昨日のパレード、29万人のファンの方々に足を運んでいただいて、日本一になれて良かったなと実感が湧いた時間でした。それと同時に、野球っていうスポーツは、あれだけの人を笑顔にすることができるんだなっていうことを改めて認識した次第です。今日は2025年のシーズンを納める会ということで、同じ山を登り切った首脳陣の方々、そして選手たち、スタッフの皆様、フロントの方々、何よりご家族の皆さん、本当に1年間お疲れ様でした。思い返せば波乱万丈のシーズンのスタートで、開幕カード3連敗、4月終わって借金6の最下位。その頃はご家族の皆さんにも迷惑をおかけしたことと思いますが、そういう時でも常に側で選手たちを支えてくれたご家族の皆さんに改めてお礼申し上げます。ここにいる皆さんのどのピースを欠いても、この景色を見ることはできなかったと思います。2025年日本一と来年に向けてのリーグ3連覇、そしてここに今日お集まりの皆さんのご多幸とご健勝を祈念して乾杯します。乾杯」

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