ジャパンカップ・G1(11月30日、東京競馬場・芝2400メートル)は、4番人気でフランス調教馬のカランダガン(セン4歳、仏国・Fグラファール厩舎、父グレンイーグルス)が勝利。この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げた元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)が30日のレース直後に自身のX(旧ツイッター)で更新した。

 20年ぶりの外国馬勝利となったカランダガンに安藤氏は「馬体重見てアレっ、返し馬で素軽っ、4角でやられたと感じた」と印象を語りつつ、「アウェーなのにレコードで勝ってまうわけやから完全にターフ世界最強」と称賛していた。

 最後に競り負けた2着のマスカレードボールには「あの手応えから追ってようアタマ差まで詰めた」と分析。3着に食い込んだダノンデサイルには「テンションやね。これでガス抜ければ有馬で勝負になるんやけどな」と今後を展望した。

 凱旋門賞14着から巻き返しを図るクロワデュノールは4着だったが、「一番いい競馬しとってやっぱりセンスある」と指摘。続けて「あそこから押し切れんかったのは当週まで出否を迷ったデキの部分。ワンチャンどころか普通に有力。友一とコンビ継続で行くしかないやろ」と見解を示した。

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