楽天の藤平尚真投手が1日、楽天モバイルパーク宮城で契約交渉に臨み、4000万円増の年俸8000万円でサインした(金額はいずれも推定)。11月に行われた韓国代表との強化試合では、侍ジャパンの一員として登板。

「投手会をやらせてもらって、結構みんなと話すことがあった。刺激になりました」と、レベルの高い選手たちと触れることで多くのことを感じた。その中でも一番刺激を受けたのは、仲がいい巨人・大勢投手だったという。

 「投げるボール、マウンドでの度胸。やっぱりまだ追いつかないなっていうのが近くにいて感じられた。追いつけるように追い越せるように、オフシーズンで差を縮められるように頑張りたいなと思います」。所属チームでは同じ救援陣として投げ、苦しさも喜びもわかっている関係だけに、共感する点は多い。他にも中日・松山晋也投手や日本ハム・北山亘基投手、西武・平良海馬投手ら、同世代の同じ救援陣たちと交流した。“ライバル”たちに負けじと来季も最速157キロの直球と鋭く落ちるフォークを武器に、相手打者を打ち取っていく。

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