WBCに出場するライバルも着々と準備を進めている。中心選手と目されるメジャーリーガーが続々と出場を表明。
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【韓国】金慧成らの招集に意欲 WBC韓国代表の柳志ヒョン監督が9日(日本時間10日)、米でのWMで取材に応じ、大会初優勝へ向けMLB組の招集に動いていることを明かした。「まずは所属球団と話をしなければ」としながらも、ドジャース・金慧成内野手、ジャイアンツ・李政厚外野手らの招集も示唆。さらにタイガース外野手のジョーンズら韓国にルーツを持つ選手の調査も本格化しているという。
3大会連続で1次ラウンド敗退に終わっている韓国。今大会も日本、台湾と同じC組に入った。すでに国内組の1次合宿参加メンバー29人を発表。ドジャースなどでメジャー通算78勝の実績を持つ38歳左腕の柳賢振投手らも名を連ねた。09年大会で日本に敗れ準優勝に終わった雪辱を狙う。
【ドミニカ共和国】強打者勢ぞろい 13年の第3回大会で優勝したドミニカ共和国は、強打者を並べ2度目の頂点を狙う。エンゼルス時代の大谷の同僚で、歴代4位の通算703本塁打を放ったプホルス監督は「日本は強い。最高のチームをつくれるように努力する」と腕をぶした。
侍ジャパンとは米マイアミで行われる準々決勝で対戦する可能性があるスター軍団。メジャーデビューから3年で139盗塁のデラクルス遊撃手(レッズ)が出場することが決定。すでにソト(メッツ)、タティス、マチャド(ともにパドレス)、ラミレス(ガーディアンズ)ら各球団の中心選手が出場する見込みとなっている。米国にも負けず劣らない強打者が並ぶ見込みだ。
【メキシコ】朗希撃ちウリアスも 侍ジャパンへ雪辱を狙うメキシコも本気モードだ。9日(日本時間10日)、23年大会にも出場した両外野手のアロザレーナ(マリナーズ)、デュラン(Rソックス)の2大会連続出場を発表した。ほかにも23年大会で朗希から本塁打を放ったウリアス、今季20本塁打のパレデス(ともにアストロズ)ら多くのメジャーリーガーが名を連ねることになりそうだ。
今季27発のアロザレーナは23年の準決勝で岡本(巨人)の左翼への大飛球をフェンスにぶつかりながら好捕し、注目を浴びた。3年連続20盗塁以上と俊足のデュランは、この3年間でRソックスの中心選手に成長した。23年大会、初めて進出した準決勝で日本に敗れたリベンジを狙う。
【プエルトリコ】リンドア主将にコレアも 13、17年に2大会連続で準Vのプエルトリコは、初優勝へ向けて打倒・日本へ燃えている。通算435本塁打のベルトランGMは大谷対策について問われると「四球だ」と冗談を飛ばしつつも「自信はある。
同GMは、アストロズ遊撃手のコレアがメンバー入りすると明言。メッツのリンドアが主将を務めることもすでに発表されている。現地報道では、スプリンガー(ブルージェイズ)、アレナド(カージナルス)、バエス(タイガース)らも招集する可能性があるという。この日ドジャース入りが決まった抑えのディアスは、リベンジでの出場となれば脅威となる。
【ベネズエラ】強打の捕手ペレス主将 4強入りは09年の第2回大会だけのベネズエラ。初優勝へ向けて着々と準備を進めている。現地メディアによるとロペス監督は、アルテューベ(アストロズ)、コントレラス(ブルワーズ)が、コンディションを見極める必要がありながらも、出場に前向きであることを明かしたという。
すでに強打の捕手・ペレス(ロイヤルズ)が主将を務め、俊足好打のアクーニャ(ブレーブス)も出場する意思を示している。侍ジャパンが1次ラウンドC組を1位通過した場合、準々決勝はD組2位との対戦となる。ドミニカ共和国と同じD組のベネズエラとは対戦する可能性が高い。










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