◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)1週前追い切り=12月18日、栗東トレセン

 アドマイヤテラ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)は、荻野琢真騎手(レースは川田将雅騎手)が騎乗し、栗東・CWコースでラヴェニュー(2歳1勝クラス)、ジョーカー(2歳未勝利)と3頭併せ。ラストは相手2頭の方が伸び、遅れてゴールしたが、時計は6ハロン82秒0―11秒6と上々だった。

友道調教師は「元々そんなに目立った動きをする馬ではない」と前置きしつつも、「乗ったジョッキーも、バランスが良くてすごくいい感じですと言っていた」と納得の表情を浮かべた。

 昨年は菊花賞3着とG1で健闘。今年は重賞初制覇も飾り、友道調教師は「トモ(後肢)が緩かったときは前のめりになっていたけど、今はしっかり走れている」と成長を実感。ジャパンCではスタート直後に騎手が落馬して競走中止になったが、暮れのグランプリで巻き返しを図る。

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