◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月23日、栗東トレセン

 3歳時の日本ダービー以来の芝投入となるサンライズジパング(牡4歳、栗東・前川恭子厩舎、父キズナ)は坂路を65秒8―15秒8でキャンター調整。落ち着いた様子で駆け上がった。

前川調教師は「気合が乗りすぎることもなく、すごくニュートラルな状態です」とうなずいた。

 今回が転厩2戦目。前走のチャンピオンズCは直線で前が壁になり8着だったが、悲観する内容ではなかった。「前走を使ったことで筋肉が戻ってきました」と肉体面の上積みは大きい。「心肺機能の高い馬ですし、距離は問題ないと思います。芝もこなしてほしいですね」とトレーナーは期待した。

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