公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、24日に臨時理事会を開催し、その配布資料を公式ホームページ上で一般公開した。

 資料によると、来場者数は、のべ約2902万人で、アンケートに回答した来場者約120万人のうち「総合的に満足した」と答えたのは74・9%。

 万博IDに基づく来場者の都道府県別割合では、1位は大阪府で41・16%。2位が兵庫県で12・80%。ポイント2ケタはこの2府県だけで、3位・東京が7・98%。4位・愛知県4・85%、同じ関西の京都府は4・56%で5位。最も低い47位は秋田県で0・07%だった。

 同様に海外来場者の国・地域別割合は1位が台湾で17・51%、2位・中国15・42%、3位・アメリカ11・44%が2ケタ台の3トップ。公表されたベスト50で最も低いのはチリで0・10%だった。

 万博IDあたりの平均来場回数は2・3回。最多来場回数は184回で、会期日数(4月13日~10月13日=183日)を1回分超えた人がいた。

 来場者の交通手段の割合は鉄道(Osaka Metro 中央線)が全体の71・6%を占めた。

 会期中の忘れ物の総数は、約14・3万件で、上位はハンカチ・タオル、帽子、傘類、カード類など。迷子・迷い人の総数は、迷子捜索1814件、迷子保護は1003件だった。

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