有馬記念の枠番抽選会が行われた12月25日、会場ではその後「2025年度JRA理事長特別表彰セレモニー」が実施された。

 受賞したのは公益社団法人・日本将棋連盟と、今年8月29日に逝去した故・松本好雄オーナー。

松本オーナーは個人馬主として史上初のJRA通算2000勝など、日本競馬の発展に多大に貢献した功績が評価された。

 壇上には松本オーナーが所有していたメイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)で有馬記念に臨む武豊騎手が登場。「宝塚記念を勝たせていただいた4日後に浦河でお話した際『ワシは有馬記念が好きやなあ』とおっしゃられていたのが、最後にゆっくり話した思い出です。有馬記念にかける思いは強いです」と言葉に力を込めた。

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