◆第20回阪神カップ・G2(12月27日、阪神競馬場・芝1400メートル)=12月26日・栗東トレセン

 来春の高松宮記念・G1(3月29日、中京競馬場・芝1200メートル)での引退が決まっているナムラクレア(牝6歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)だが、相変わらず好気配だ。

 今週の坂路は時計がかかる状態だったが、ラスト1ハロンは11秒9と秀逸な時計をマーク(4ハロン53秒4)。

「追い切った後もいいですよ。昨年は京都(での施行)で、そこの違いはありますが、特に不安になるとかはありません」と長谷川調教師は力強い。

 今年は勝ち星こそないが高松宮記念2着、スプリンターズS3着など地力は健在。長谷川師は「改めて、すごい馬だなと思います」は力を込める。来春のラストランへ、6つめの重賞タイトルで弾みをつける。

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