来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパン井端弘和監督が26日、都内で出場メンバーを先行発表し、米大リーグ・オリオールズからFAとなっている菅野智之投手は、今回の先行発表メンバーには入らなかった。すでに今大会のメンバー入りは内定しているが、来季の所属先が決まっていないため、現時点での発表は見送られたとみられる。

 2017年WBCでは先発の一角として4強入りに貢献し、準決勝・米国戦では6回1失点(自責0)と好投。21年東京五輪ではコンディション不良による辞退もあり、正式に発表されれば侍選出は17年以来となる。メジャー1年目だった今季は30登板で10勝10敗、防御率4・64。オ軍で唯一1年間ローテを守った。多くの一流打者と対戦してきた経験は国際大会でも心強く、WBC連覇へ向けて先発陣の一角を担うことが期待される。

 ◆侍ジャパンWBC出場選手

 ▽投手

 1松井裕樹(パドレス)

 14伊藤大海(日本ハム)

 15大勢(巨人)

 16大谷(ドジャース

 17菊池雄星エンゼルス

 26種市篤暉(ロッテ)

 61平良海馬(西武)

 69石井大智(阪神)

 ※名前の前は背番号

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