大阪市の観光名所・通天閣で12月26日、毎年恒例の「干支(えと)の引き継ぎ式」が行われた。1956年から大阪府市民の幸福と繁栄を願ってスタートした当行事。

今年は、3月にリニューアルオープンしたJRA阪神競馬場と連携して開催され、コーンスネークの「ベーコン」、阪神競馬場でアイドル的人気を誇るポニーの「ふじこ」が対面し、「巳(ヘビ)」から「午(ウマ)」へ新旧の干支がバトンタッチされた。

 通天閣観光の金森哲朗会長は「成功するかどうか日本にとっての一ダイジャ(一大事)の中、巳んな(みんな)で協力し、巳(身)をくねらせ試行錯誤しながら、大盛況で乗り越えました」とヘビにちなんだダジャレ口上で大阪・関西万博を振り返った。最後は「来年もこの勢いが続きますよう、ニョロしく(よろしく)お願いしまスネイク!」と締めた。

 阪神競馬場の友田義孝場長は「今年もいろいろなことがありま(有馬)したが、2026年も、この勢いを引き継いで参りましょう!」と28日に中山競馬場で行われる有馬記念・G1にかけてスピーチ。来たる午年に向けて「商売もウマく、経済もウマく、皆さんの生活もウマくなる…!2026年もJRAは、走って、走って、走って、走って、走って、走って駆け抜けて参ります」と抱負を述べた。

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