有馬記念を制したミュージアムマイルの馬主・サンデーレーシングの吉田俊介代表は「みんながけん制し合っているところから、直線は凄い脚で伸びてくれて、よくぞかわしてくれたなと思います。日本ダービーの結果を受けて血統的にも2000メートルくらいまでが得意な距離なのかなと思い、菊花賞ではなく天皇賞・秋を選択したら惜しい2着。

香港カップも選択肢でしたけど、中山の6回コーナーだったらこなしてくれないかなと。そう思って選択して、勝ってくれました」と歓喜の声を上げた。

 今後に関しては「ここまでしか考えていなかったですが、これで強いところに挑戦していかなければいけないですね。悩みは増えましたが本当に楽しみ。ここの結果次第で変わってくるところだったので、すぐには決まらないとは思います」と選択肢が広がった様子。

 「今年は『ザ・ロイヤルファミリー』という有馬記念に向けて盛り上がる番組をつくってくださって、競馬を今まで見なかった方も注目してくださる有馬記念になりました。注目度が高いなと私も感じていました」。1999年以来に売り上げが700億円を超えるファンの関心の高さを回顧した。

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