ブルージェイズは4日(日本時間5日)、巨人からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた岡本和真内野手(29)を獲得したことを正式発表した。球団公式Xには日本語で「契約合意しました」と日本の国旗などの絵文字をつけて投稿。
岡本は24年12月の契約更改でメジャーへの思いを問われて「昔から憧れていた場所でもありますし、目標にしている場所でもある。毎年、上を目指してずっとやっているので、野球をしていたら、そういう目標をみんな持ってると思う。僕もその一人です」と吐露。昨季終了後の10月には巨人がポスティングシステムの利用を容認し、岡本は「憧れでもありましたけど、常に目標にしていた。そういう舞台に行ける選手になりたい、行って戦える選手になりたい。そういう気持ちは変わらず、ずっと持っていた」とメージャー挑戦への強い思いを口にした。
奈良・智弁学園高から14年のドラフト1位で巨人に入団。3年目の17年までは通算35試合の出場にとどまっていたが、18年には全試合に出場して6月からは4番も任され、33本塁打、100打点、打率3割9厘の成績を残して一気に飛躍を遂げて巨人の中心打者となった。
23年まで6年連続で30本塁打以上。20、21年には2年連続で本塁打と打点の2冠に輝き、23年には自己最多41発で3度目の本塁打王もつかんだ。守備でも21、22年に三塁、24年に一塁でゴールデングラブ賞を受賞。
25年は5月に守備で左肘を痛めて離脱。レギュラーに定着した18年以降では最少の69試合の出場にとどまったが、15本塁打、49打点、打率3割2分7厘をマークし、メジャーへの思いが揺らぐことはなかった。
メジャーのFA市場に名を連ねてからは通算248発の長打力がありながら、三振が少なく、通算打率も2割7分7厘と高く、一塁、三塁に加えて外野も高いレベルで守る守備力も評価されて争奪戦が繰り広げられた。同じ三塁を主戦場にする村上宗隆内野手(25)は4歳年下で、岡本以上の評価を手にするものとみられていたが、村上がホワイトソックスと結んだ2年3400万ドル(約54億円=契約当時のレート)の契約を上回る4年総額6000万ドル(約94億円)の契約をつかんだ。
メジャー30球団で唯一、米国ではなくカナダ(トロント)に本拠地を置くブルージェイズは昨季、10年ぶりにヤンキース、レッドソックス、オリオールズ、レイズと強豪のひしめくア・リーグ東地区を10年ぶりに制すると、勢いに乗ってドジャースとのワールドシリーズに進出した。3勝3敗で迎えた第7戦も9回1死まではリードを奪って32年ぶりの頂点が目の前だったが、ロハスに同点弾を浴び、延長11回で競り負けて届かなかった。
岡本が主戦場とする三塁は昨季固定できなかったポジションの一つ。一塁には主砲のゲレロが君臨し、指名打者にはスプリンガー、右翼にはサンタンダー、捕手にはカークと強打者が並ぶブルージェイズ打線だが、さらに岡本が加わることとなる。今オフは先発投手のシース、ポンセを獲得するなど、悲願のワールドシリーズ制覇へ向けて積極的に動いているブルージェイズ。最多安打2度の実績を持つ遊撃手・ビシェットとの再契約交渉も続いている。
2年前には大谷、1年前には佐々木の獲得にも動き、最終候補まで残ったとされるブ軍。
◆岡本 和真(おかもと・かずま)1996年6月30日、奈良県生まれ。29歳。智弁学園高(奈良)では3年春夏の甲子園に出場。高校通算73本塁打。14年ドラフト1位で巨人入団。通算1074試合で打率2割7分7厘、248本塁打、717打点。ベストナイン2度、本塁打王3度、打点王2度。23年WBC代表。186センチ、100キロ。右投右打。25年年俸5億4000万円(推定)。
◆トロント・ブルージェイズ 1977年、モントリオールに次いで2チーム目のカナダのチームとしてシアトル・マリナーズとともにア・リーグに参入。1985年に初の地区優勝、1989年に史上初の開閉式屋根付きスタジアムのスカイドーム(現ロジャーズセンター)完成後、チームもより強化され1992、93年に2年連続ワールドチャンピオンとなった。日本人選手は大家、五十嵐、川﨑、青木、山口、菊池らがかつて在籍。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)