大阪桐蔭が大阪・大東市の同校グラウンドで2026年の初練習を行った。昨年秋の近畿大会で4強入りし、今春のセンバツ出場は当確している。

過去、春夏通算9度の甲子園優勝。西谷浩一監督は「10回目の優勝を。先輩たちがこれだけ積み重ねてきた。この春、10回目に挑戦したい。春のことしか考えていません」と意気込んだ。

 昨年は春夏とも甲子園を逃した。「去年はいいチームを作ってくれたけど、その頑張りを喜びに変えてあげることができずに、本当に苦しい1年でした。2年分、しっかりやりたい」。昨年11月は平日も練習試合を積極的に組み、秋の出場がなかった選手を起用。経験を積ませ「底上げをした」と自信を見せた。冬場は個々のレベルを上げる期間。「チームのミーティングも全くしていない。

同じポジションの選手に勝つため、仲が悪くなるくらいでいい。チームの和も全く考えなくていいいし、自分がうまくなることだけ考えて」と成長に期待した。

 また、議論が続けられている高校野球の7イニング制についても言及。これまでも反対してきたが、改めて「議論することでもない。全くあり得ないと思います。意味が分からない。そこはやっていることは間違っていると早く気付いて欲しいと思います」と言い切った。社会科の教諭らしく「(通常の法律は)国会議員の過半数で決められることもあるけど、憲法は3分の2の賛成、さらに国民投票もしなければならない。いつも授業で『それくらい簡単に変えられるものじゃないんだ』と言うんですけど」と、憲法改正に例えて力説。野球の9イニングも「それと同じだと思います。簡単に変えていいことではないし、誰にも変える権利はない。野球をしているみんながいいと言うのなら別ですが、これだけの人が反対している。

僕も最後まで反対したい」と強調した。

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