巨人からポスティングシステムを利用し、ブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)で電撃合意した岡本和真内野手(29)が6日(日本時間7日)、本拠地トロントで入団会見に臨んだ。

 新しい背番号「7」のユニホームの袖に初めて腕を通した岡本。

今季は移籍1年目となるが、3月には日本が連覇を狙うWBCが開催される。「僕はその(侍ジャパン)ユニホームを着て戦いたい気持ちはありますし、すごく光栄なことなので、準備はしています」と出場する意向を示した。

 岡本は23年WBCに出場した際は決勝の米国戦でアーチをかけるなど2発。「OKAMOTO」の名前を世界にアピールした。今オフ、同システムを利用してメジャー挑戦を実現させた日本人選手では、ヤクルトからホワイトソックスに移籍した村上宗隆内野手(25)も出場の意思を表明。逆に西武からアストロズに移籍した今井達也投手(27)は参加しないことを入団会見で明言していた。

 岡本は1年目のキャンプの重要性について「それはすごく思います(苦笑)」としながら、「やっぱり昔から日本代表のユニホームを着るという(気持ち)のはずっと持ち続けてプレーしてきたので」と説明。「僕の意思としては(出たい)ですけど、まだ出るとは決まってないので。オファーをちゃんと、そういう話はこれからなのかなと思います」とした。

 交渉期限が米東部時間4日午後5時(同5日午前7時)に迫っていた中で、3日(同4日)にブ軍と基本合意した岡本。契約には500万ドル(約7億8000万円)の契約金が含まれ、オプトアウト(契約破棄)権は入っていないという。巨人からMLBに挑戦する野手は02年オフにヤンキースにFA移籍した松井秀喜以来。

岡本は昨年12月28日(同29日)に米国入りし、各球団と交渉を重ねていた。

 ブルージェイズは昨季、ワールドシリーズに進出したが、ドジャース相手に3勝3敗で迎えた第7戦。9回1死までリードを奪っていたが、「あと2死」から逆転負けを喫して32年ぶりの世界一を逃した。一塁には主砲ゲレロが君臨するが、三塁はレギュラーを固定できておらず、岡本は三塁をメインに起用されるとみられる。

 ◆岡本 和真(おかもと・かずま)1996年6月30日、奈良県生まれ。29歳。智弁学園高(奈良)では3年春夏の甲子園に出場。高校通算73本塁打。14年ドラフト1位で巨人入団。通算1074試合で打率2割7分7厘、248本塁打、717打点。ベストナイン2度、本塁打王3度、打点王2度。23年WBC日本代表。

186センチ、100キロ。右投右打。昨季年俸5億4000万円(推定)。

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