◆第73回日経新春杯・G2(1月18日、京都競馬場・芝2400メートル)

 22年フェアリーS以来となる勝利を狙うライラック(牝7歳、美浦・相沢郁厩舎、父オルフェーヴル)が、勢いを取り戻している。

 前走のエリザベス女王杯は単勝32・7倍の9番人気で3着。

昨夏の北海道からカイ食いが良くなり、クイーンS、アイルランドTでともに小差4着と見せ場をつくり、復調を示しての4年連続参戦だった。女王決定戦を前に長くパートナーを務める三尾厩務員に取材すると「6歳になってこうなる馬は担当した記憶がない。いい意味であれっ?って。ワンチャン、ここで充実期だったらうれしいし、その可能性はある」とG1での激走を示唆していた。

 前走後は有馬記念を目指して調整。ファン投票期間中から出走できない場合は、ここに切り替えるという話が出ていた。京都はエリザベス女王杯しか出走していないが、前3年は4、6、3着で、掲示板を外した2年前にしても勝ち馬から0秒5差だった。距離は1ハロン延びるが、京都外回りは相性がいい舞台。常識という言葉が当てはまらなかった父オルフェーヴル譲りの意外性で、7歳牝馬の重賞制覇を期待したい。(浅子 祐貴)

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