昨年、現役を引退した中田翔氏(36)が15日、殿堂入りした日本ハム時代の恩師・栗山英樹氏(64)に、祝福の手記を寄せた。現役時代を振り返り、数々の思い出などを明かした。
栗山監督、殿堂入り、おめでとうございます。選手に寄り添い、親身になってくれて、選手からの信頼も厚い監督。僕にとっては大きな存在です。
シーズン中も何があっても、監督は選手のせいにはしませんでした。常に、「俺は翔を信じてる。翔で勝負してダメだったら、仕方ない」と、言葉をかけてくれました。絶不調でチームにこれ以上、迷惑かけるのも申し訳なくて、自分から監督室に「2軍に落としてくれ」って言いに行った時も、「簡単に外すわけにはいかない」と話をしてくれました。それで、気持ちに火がついたし、やる気を継続できた。僕にとっては、その一言がすごく大きかったです。
プロ生活での節目では必ず連絡をさせてもらいました。巨人に移籍する時も「翔が今できることは、一度、裏切ってしまったファンに野球で恩返しすることだからな」と、声をかけてくれました【※1】。自分の中ではけじめをつけて、野球を辞めようと思ってた中で、手を差し伸べてくれた。ここで辞めたらダメだって思ったし、長くやれたのは栗山さんと当時の原監督のおかげ。またイチから、頑張ろうって思いにもなれたし、今も野球に対して、恩返ししていきたいって強く思うのも、栗山さんの背中を見てきたからだと思います。
だから、これからは子ども達の夢をサポートしていくようなことをしていきたいし、栗山さんの後を継いでいきたい【※2】。農業はしないけどね(笑)
栗山監督と出会えたことはすごく大きいし、感謝しています。これからも、僕の中で栗山監督が大きな存在であることは変わらない。何かあったら、また相談させてもらいたいです。
【※1】日本ハム在籍時の21年8月にトラブルを起こし、出場停止処分に。無償トレードで巨人に移籍。
【※2】栗山氏は少年野球普及のため、2002年に北海道栗山町に少年野球場「栗の樹ファーム」を開設した。
◆中田 翔(なかた・しょう)1989年4月22日、広島市生まれ。36歳。大阪桐蔭では春夏3度で甲子園に出場し、当時の最多記録となる高校通算87本塁打を記録。2007年高校生ドラフト1巡目で日本ハム入団。14、16、20年に打点王。13、17年のWBC日本代表。21年8月に日本ハムから無償トレードで巨人移籍。23年11月に巨人との複数年契約を破棄し退団。同年12月に中日に入団し、25年8月に現役引退を表明。通算1784試合で打率2割4分8厘、309本塁打、1087打点。現在は解説やテレビ出演などタレント活動を行う。










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