◆第73回日経新春杯・G2(1月18日、京都競馬場・芝2400メートル、良)

 伝統のハンデ重賞に13頭が出走し、1番人気でハンデ56キロのゲルチュタール(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ブリックスアンドモルタル)がファミリータイムとの直線での叩き合いをしのいで、重賞初Vを飾った。坂井瑠星騎手は2019年から8年連続、杉山晴調教師は18年から9年連続の重賞勝利とした。

勝ちタイムは2分25秒7。

 同馬は昨年の青葉賞で3着になり、夏に2連勝でオープン入りした。菊花賞では4着と健闘し、4歳初戦で待望の重賞初タイトル。マスカレードボール、ミュージアムマイルなど強豪ぞろいの2022年生まれの世代から、また1頭、スター候補が現れた。

 11番人気のファミリータイム(松山弘平騎手)が2着。9番人気のリビアングラス(岩田康誠騎手)が3着だった。

 坂井瑠星騎手(ゲルチュタール=1着)「明け4歳で初めて乗った時から、良くなるのは古馬になってからと思っていました。順調に成長してくれて無事に勝てて良かった。

 (レースプランは)瞬発力というより、長くいい脚を生かせればと思っていました。道中はリズム良く運び、残り800メートルぐらいから使える脚を出し切るイメージで乗りました。前をしっかりかわし、後ろをどのぐらいしのげるかと思っていて、2着馬がしぶとくて接戦になりましたが、勝ち切ってくれてよかったです。

 (強い4歳世代の一角)非常に強い明け4歳世代でもトップクラスの能力があると思うので、G2を無事に勝てたので、この馬でG1を勝てたらうれしいです」

 杉山晴調教師(ゲルチュタール=1着)「今の京都の馬場傾向を見ての競馬でした。

あとは、この馬の持ち味の長い脚を生かしてという感じでしたね。大きく変わりはないですが、古馬との重賞でどれぐらいやれるかというところだったので、まずはほっとしています。年明け(初戦を)うまくいい形で勝てたので、これから先もまた頑張ってほしいです」

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