社会人野球の名門・ENEOSの最速150キロ左腕・阿部雄大投手(25)が台湾プロ野球の富邦ガーディアンズに移籍することが19日、分かった。

 阿部は金足農・吉田輝星大阪桐蔭根尾昂らと同世代で、山形・酒田南では甲子園出場経験なし。

ENEOS入社後はスプリットとのコンビネーションで三振を量産。24年夏のオープン戦では環太平洋大を相手に、初回先頭から4回先頭まで10者連続奪三振の離れ業を演じた。

 入社2年目から監督として指導してきた恩師の大久保秀昭チームディレクターも「社会人の一線級の投手と比較しても、遜色ないレベルに完成しつつあるし、もっと伸びそうな要素も十分ある」と成長を称えていた。左の即戦力として昨秋ドラフトでは複数球団から調査書が届きながらも、指名はなかった。

 ENEOS側も新たな挑戦を応援する意向。台湾の地から夢のNPB入りを目指して、大いなる第一歩を記す。

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