米東部時間20日午後6時(日本時間21日午前8時)に全米野球記者協会(BBWAA)の投票による野球殿堂入りが発表される。昨季はマリナーズで10年連続200安打を放ったイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が満票に1票不足ながら驚異的な得票率99・7%を獲得。

CC・サバシア投手、ビリー・ワグナー投手と3人が当選に必要な75%を超え殿堂入りを決めた。

 米大リーグ公式サイトなど米メディアが今季の殿堂予想を伝えており、昨季70・3%の得票率を得たカルロス・ベルトラン、楽天にも所属していたアンドリュー・ジョーンズも得票率66・2%。この2人が有力とされている。

 投票権を持つ記者が公表した数字を集計したサイトによれば19日現在、ベルトランが89・1%、ジョーンズが83・6%を獲得しており、信ぴょう性は高い。

 ベルトランは通算500二塁打、400本塁打、300盗塁を達成したメジャー5人の選手のうちの1人というエリートで殿堂投票初年度から46・5%を獲得、順当に票を伸ばしてきている。

 一方のジョーンズは通算10回のゴールドグラブ賞に通算434本塁打をマークしていたが初年度が7・3%、翌年も7・5%と、候補資格がなくなる5%に近い数字から年度ごとに得票率を上昇させていった。同サイトの数字に対し実際の数字はダウンするのが通例ながら、2選手の殿堂入りは濃厚とみられる。

 同サイトによると通算696本塁打のアレックス・ロドリゲスは得票率43・2%、候補最終年のマニー・ラミレスも打率3割1分2厘、555本塁打しているが同40・5%。ともに禁止薬物に関係しているとして票が伸びていない。

 なお、昨年12月に発表された時代委員会による殿堂入りはジャイアンツの二塁手として活躍したジェフ・ケント氏が選出されている。

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