侍ジャパン井端弘和監督(50)が26日、都内で会見し、3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の追加メンバーを発表し、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(25)はメジャー移籍1年目ながら2大会連続出場が正式決定した。

 「今回も侍ジャパンの一員として戦えることを心から誇りに思います。

WBCは僕にとって特別な大会です。前回大会で味わった感動と興奮を胸に日本の世界一のために全力を尽くす覚悟です」と決意を述べた。

 WBCの開催時期は3月。移籍先や新たな環境になじむため1年目の選手は辞退する例が多いが、出場を熱望していた。米移籍1年目の出場には23年の吉田正尚(レッドソックス)の例があるが村上は「移籍初年度という非常に重要な時期ではありますが、快く送り出してくれたチームの深い理解に心から感謝しています。新しい環境での挑戦も始まりますが、まずは侍ジャパンの勝利に貢献し、日本の野球の素晴らしさを世界に証明できるよう、一打席一打席に魂を込めてプレーします」とホワイトソックスへの感謝を口にした。

 昨年12月22日(日本時間23日)の入団会見では「(WBCに)出ることは決まっているというか、僕の気持ちの中では出たいと思っているので、そこに揺るぎはない。元々WBC(出場を)前提で(契約を)考えていた」と熱い思いを口にしていた。WソックスのゲッツGMは「WBC出場は契約の条件だった」と明かし、「彼の人となりを示す上で、それ(WBC)がとても重要であると理解している。そして、ムネの最大の魅力は、日本で愛され、応援されていること。我々には何の心配もない」と快く送り出すことを明言していた。

 22年にヤクルトで3冠王に輝いて4番として期待された23年大会は重圧もあって不振に苦しみ、大会途中で4番から外れたが、準決勝のメキシコ戦でサヨナラ打を放ち、決勝の米国戦では本塁打。

侍ジャパンへの熱い思いを含めて井端監督の信頼は厚く、同じく米1年目の岡本とともに一、三塁を託す構想を描く。21年東京五輪金メダル、23年WBC制覇を知る村上が不退転の意志で再び日の丸を背負う。

 ◆村上 宗隆(むらかみ・むねたか)2000年2月2日、熊本県生まれ。25歳。九州学院では1年夏に甲子園出場。17年ドラフト1位でヤクルト入団。22歳シーズンの22年に史上最年少で3冠王に輝き、MVP2度、ベストナイン4度などタイトル・表彰多数。通算892試合で打率2割7分、246本塁打、647打点。今季から2年総額3400万ドル(約54億円=契約時のレート)でホワイトソックス入り。188センチ、97キロ。右投左打。

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