侍ジャパン井端弘和監督(50)が26日、都内で会見し、3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の追加メンバーを発表し、カブス鈴木誠也外野手(31)は2大会ぶりの出場が決まった。

 誠也は「前回出られなかった悔しさもあり、今年は出場できるようにしっかり体を作っていきます。

また、みんなで日本を背負って戦えることを光栄に思います。チームのため、そして日本のために全力で頑張ります」と雪辱を誓った。

 リベンジに燃える誠也が侍ジャパンに戻ってきた。2023年の第5回大会もメンバー入りしていたが、米アリゾナ州でカブスのキャンプに参加していた2月25日のオープン戦前に左脇腹の違和感を発症。左腹斜筋の中等度の損傷と診断され、出場辞退を強いられた。ベンチに誠也のユニホームが飾られていたが、頂点に立った歓喜の輪に加わることはできなかった。不完全燃焼に終わった前回大会の借りを返すべく、人一倍の強い思いを持って大舞台に向かう。

 WBCに出場は17年の第4回大会以来9年ぶり。19年プレミア12、21年東京五輪ではチームの中心打者として世界一を経験した。ドジャース・大谷と同じ31歳。全盛期とも言える年齢となり、主軸としてチームを引っ張っていく活躍が期待される。

 メジャーでは順調に成長を遂げている。

米4年目の昨季は24年の21本塁打を大きく上回る自己最多32発。初めてポストシーズンの大舞台も踏み、多くの経験を積んだ。昨季終了後には「最後はいい形で終われたというのも自信にもなりましたし、ポストシーズンでもギアが何段階か上がる中で、いいピッチャーがいる中で、しっかり打てたっていうのも自信にはなった。すごく自分の中ではいい経験ができたので、全てが来年につながるように、しっかりもう明日からやっていけたらなと思います」と気を引き締めながらも充実感を口にしていた。

 外野の一角として、打線の軸を担うことが濃厚。世界一へ、「神ってる」バッティングで暴れる。

 ◆鈴木誠也(すずき・せいや)1994年8月18日、東京・荒川区生まれ。31歳。二松学舎大付から2012年ドラフト2位で広島入団。NPB通算902試合で打率3割1分5厘、182本塁打、562打点。首位打者2度、ベストナイン6度、ゴールデン・グラブ賞5度。22年からカブスと5年総額8500万ドル(約101億円=当時のレート)で契約。

メジャー4年間で通算532試合、打率2割6分9厘、87本塁打、296打点。181センチ、98キロ。右投右打。妻は元新体操団体日本代表の畠山愛理。

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