侍ジャパン井端弘和監督(50)が26日、都内で会見し、3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の追加メンバーを発表。新たに10人が発表され、全30選手のうち29人が決まった。

メジャーリーガー8人は歴代最多。前回大会では準々決勝以降、イタリア、メキシコ、米国に勝って優勝を果たしたが、今大会のポイントはどこにあるのか。連覇への道のりを展望する。

 侍ジャパンはメジャー経験、国際大会経験が豊富なメンバーがそろい、史上最強と呼べる布陣となった。その一方でライバルチームもこれまで以上に力を入れてきておいる。これまでの5大会は2013年の第3回大会でドミニカ共和国、17年の第4回大会で米国が優勝しているが、それ以外の3大会は日本が優勝。今大会は2度目の連覇、4度目の頂点を狙う大会だ。

 最大のライバルは決勝で対戦の可能性がある米国だ。ジャッジ(ヤンキース)が主将を務め、ローリー(マリナーズ)、シュワバー(フィリーズ)、ハーパー(フィリーズ)、ウィット(ロイヤルズ)、ブレグマン(カブス)らメジャーのトップ選手を集めて破壊力抜群の打線を形成しているだけでなく、スキーンズ(パイレーツ)、スクバル(タイガース)らサイ・ヤング賞経験のある投手も名を連ねる。前回大会は決勝で対戦。1点差で日本に敗れただけに、打倒・日本への思いも強い。

 頂上決戦にたどりつくまでの最初のヤマ場は準々決勝だろう。

1次ラウンドの結果次第では13年大会を制したドミニカ共和国との対戦する可能性がある。ドミニカ共和国も米国に負けず劣らず、ソト(メッツ)、マチャド(パドレス)、タティス(パドレス)、ゲレロ(ブルージェイズ)、デラクルス(レッズ)らメジャーのスター選手をそろえた。勢いに乗れば米国を上回る実力のあるチームだ。

 前回大会の侍ジャパンは、準々決勝までが東京ドームで、実質ホームでの試合だった。だが、今大会は準々決勝から米マイアミでの試合。23年の準決勝・メキシコ戦、決勝・米国戦のように完全アウェーとなる可能性もある。優勝への道のりは前回大会以上に厳しいといえる。

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