巨人の新外国人、ブライアン・マタ投手(26)=前レッドソックス傘下3Aウースター=が27日、ベネズエラ代表として3月に行われるWBCに出場する方向であることを明かし、なおかつ新天地で「100%狙っています」と開幕ローテ入りへ決意を示した。たくわえられたひげをさっぱりとそり、羽田空港着の航空機で来日。
マタは明るい表情で日本の地に足を踏み入れた。「ジャイアンツのルールに従って」と、あごひげなどをさっぱりとそり落とした姿で登場。日本でのプレーへ向けて胸を躍らせつつWBCについて問われると「まだ正式な形は決まっていないですけど、その予定だと思います」とベネズエラ代表として自身初出場する方向であることを明かした。
最速160キロの速球にカーブやスライダーなどを操る、奪三振能力の高い右腕。ベネズエラ代表は1次ラウンドをD組で戦い、C組の侍ジャパンとは準々決勝で対戦する可能性もある。巨人のユニホームで対決する前に、日本の強打者と超真剣勝負する機会にも恵まれるかもしれない。
春季キャンプに参加せず、WBC後に巨人に合流する選択肢もあっただろう。それでも「日本の気候もですし、環境を早く知って慣れる。チームメートにも会いたいですし、シーズンが開始する時に日本がどういう野球なのかをできるだけ知っておいた方がいいと思ったので来ました」と説明。生半可な気持ちで日本に来ていない―。そんな思いが、キャンプ全日程参加は現実的ではなくとも可能な限り参加する行動に表れていた。
巨人では先発起用の見込み。昨季、3Aでの42登板は全て救援だったが先発経験は豊富。オフに参加したベネズエラでのウィンターリーグでも9登板中7先発で4勝2敗、防御率1・57、34回1/3で34奪三振、7四球と安定。「ウィンターリーグでは先発でもいけるんだという手応えを感じたところは大きなところです」。先発への準備もバッチリ。WBC後は開幕直前の再合流になる可能性もあるが、開幕ローテ入りへ「もちろん100%狙っています」と意欲十分だ。
昨季先発不足に陥ったチームの救世主になり得る存在でもある。「日本に来てすごく興奮しています。チームに必要とされることをしっかりやって優勝、できるだけ高い順位になるように貢献する思いでいます」。巨人のために心血を注ぎ、「助っ人」という文字通りの働きを示す。(田中 哲)
◆26年の巨人の外国人選手 投手陣はウィットリー、前楽天のハワード、マタの3投手、野手はダルベックが加入した。マルティネス、バルドナード、キャベッジがおり、支配下は7人。
◆巨人加入で“変身”した主な選手
▽小笠原道大 日本ハム時代にトレードマークだったひげを入団会見3時間前にそり落とした。「男のけじめと思ってそりました」
▽ラミレス 入団会見に臨むにあたり、10年間生やしていたあごひげをそって来日。「伝統あるチームの一員になれてうれしい」
▽村田修一 横浜時代はひげ、茶髪、側頭部にはラインを入れていたが、スポーツ刈りで、ひげもそって入団会見に登場。
▽梶谷隆幸 DeNA時代は口元にひげを生やしていたが、入団会見に合わせサッパリ。「自分の顔を見た時に、『これはナシかな』と思ったんですけど…」
▽キャベッジ 入団会見の日の朝に、6年ぶりにひげをそった。愛妻には「あなた誰?」とジョークを飛ばされたという。
◆ブライアン・マタ(Bryan Mata)1999年5月3日、ベネズエラ生まれ。26歳。










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