西武・隅田知一郎投手(26)が3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに追加招集されることが13日、発表された。阪神・石井大智投手(28)が「左アキレス腱(けん)損傷」のため出場辞退を申し入れ、急きょ代替選手に決まった。

背番号は22。

 隅田は球団を通じ「改めて身が引き締まる思いです。日本を代表して戦う責任と誇りを胸に、任されたポジションで自分の持ち味をしっかり発揮し、日本の勝利に貢献できるよう一球一球全力で腕を振っていきたいと思います」とのコメントを出した。

 4日に登録メンバー30人の最後の1枠にレッドソックス・吉田正尚外野手(32)が入ることが発表され、2連覇を狙う侍ジャパンメンバーが1度は出そろった。だが、11日に西武・平良海馬投手(26)が、左ふくらはぎ肉離れのため出場を辞退することを発表。代わって楽天・藤平尚真投手(27)が追加招集された。平良は5日の練習で左ふくらはぎに違和感を覚え、7日に「左ふくらはぎの軽い肉離れ」で全治2~3週間と発表され、無念の出場辞退となった。

 さらに12日には、石井が「左アキレス腱(けん)損傷」と診断され出場辞退を申し入れたことを、阪神・藤川球児監督(45)は大粒の涙を流しながら明かした。11日の紅白戦で本塁後方のカバーに行った際に負傷し、前半戦の復帰が絶望的になるアクシデントに見舞われた。

 優勝した23年大会は、2月28日に鈴木誠也外野手(カブス)が左脇腹を痛めて辞退。代わって今大会も侍ジャパン入りしているソフトバンク・牧原大成内野手(ソフトバンク)を急きょ招集した。大会中には栗林良吏投手(広島)が腰の張りで準々決勝終了後に離脱。

山﨑颯一郎投手(オリックス)が緊急参戦した。

 2大会連続優勝を狙う中で、救援の柱を担うとみられていた平良、石井が離脱。14日にスタートする宮崎合宿を前に早くもアクシデントが続いている。

 ◆隅田 知一郎(すみだ・ちひろ)1999年8月20日、長崎県生まれ。26歳。波佐見高3年夏に甲子園出場。西日本工大へ進み2021年、4球団競合の末にドラフト1位で西武入り。プロ4年目の昨季は23試合に登板し、プロ入り後初の2桁勝利を挙げ、10勝10敗、防御率2・59をマーク。177センチ、84キロ。左投左打。背番号はチームでは16、WBCでは22。年俸1億6000万円(推定)。

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