スポーツ報知では日本代表メンバーを「WBC連覇へ 侍語る」と題して特集する。第6回は西武・源田壮亮内野手(33)。
* * * * * * *
初出場となった23年大会では、正遊撃手として優勝に大きく貢献。以前から「特等席」と語るショートの位置から眺めた光景は、今でも鮮明に覚えている。
「なかなか経験できないので。本当に大きな経験をさせてもらった」
1次ラウンドの韓国戦では、二塁に帰塁した際に右手小指を骨折。それでも出場を志願し、優勝に貢献。一方で、万全な状態で挑めなかった後悔も残る。
「(今回は)万全な状態でちゃんとやりたい」
準決勝のメキシコ戦では、3点ビハインドの7回1死一塁の守備時に、相手のわずかな離塁を見逃さずタッチアウトにする通称「源田の1ミリ」と呼ばれる好プレーを見せ、流れを変えた。現役時代、同じ遊撃手だった井端監督からの信頼も絶大だ。
「ちゃんと守れて当たり前だと見られると思う。最低限しっかり守って、なおかつまたチームを助けられるような守備ができればいい」
野球少年なら誰もが憧れる大舞台。
「子どもの頃に見た、イチローさんの決勝タイムリー。あれはみんなで見ながらめっちゃ盛り上がった。すごいいい思い出です」
2009年のWBC、韓国との決勝戦。同点で延長10回2死二、三塁、イチローが中前へ勝ち越しの2点適時打を放ち、日本の連覇を決めた。当時高校1年生だった源田には、グラウンドを駆ける全員が輝いて見えた。
「どこかに移動してて、みんなで車で見たはずです。イチローさんもすごいし、チームみんながかっこいいなって」
現在33歳。今大会に選出された野手では3番目の年長者となった。それだけに、今大会にかける思いは誰より強く、自身の“侍人生”の集大成と位置づけた。
「年齢的にも、自分の中でも、今回が最後だなという感じで行く。最後優勝していい思い出にしたいなと思います」
メジャーリーガーも多く出場するWBC。
「ファン感でもプライベートでも、(ファンが)声をかけてくれることが増えて。お子さん連れの方とか学生とかで『あれを見て野球始めました』と言ってくれる人も結構いた。そういうのはすごく嬉しかったし、影響力も感じた。またみんなで優勝して、盛り上げられるように」
かつて侍戦士たちを見て、自身が強くひかれたように。
「野球っていいなって思ってもらえたらいいですね。野球いいなとか、野球選手になりたいとか、そんな風に思ってもらえたら」
2大会連続の頂点へ―。持てる全てをぶつけ、栄光の盾をつかみ取る。
◆源田 壮亮(げんだ・そうすけ)1993年2月16日、大分・大分市生まれ。33歳。大分商では甲子園経験なし。愛知学院大、トヨタ自動車を経て、2016年ドラフト3位で西武に入団。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)