侍ジャパンのロッキーズ・菅野智之投手(36)が22日、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて行われている宮崎強化合宿に合流し、ソフトバンクとの壮行試合を前に取材に応じ、「久しぶりの代表のユニフォームで、素直に嬉しいですし、しっかりやっていかなきゃいけないなっていう使命感もあります。本当に責任のあるポジションを任せてもらったと思ってますし、そこに対してしっかり結果で応えたいなと思ってるので。

今日からまた気持ちを新たに一日一日、大切にやっていきたいなと思ってます」と決意を語った。

 侍ジャパンのウェアを身を包んでサブグラウンドに登場すると、アドバイザーとして参加しているパドレスのダルビッシュと談笑。練習前の投手陣の円陣では拍手で迎えられた。ウォーミングアップでは高橋や北山らと言葉を交わした。その後ブルペンに足を運び、ダルビッシュや首脳陣が見守る中で、キレのある計39球を投げ込んだ。現在の調子については「バランスだったりとか、トラックマンも見ながら色々確認しながらやりました。特別いいってわけじゃないけど、日に日に順応していけばいいんじゃないかなと思います」と語った。

 メジャー1年目だった昨季は30登板で10勝10敗、防御率4・64。オリオールズで唯一1年間ローテを守り、多くの一流打者と対戦してきた経験は国際大会でも心強い。17年WBCでは先発の一角として4強入りに貢献。準決勝・米国戦では6回1失点(自責0)と好投した。今大会は先発の一角として期待されている。

 井端監督は経験豊富なベテランに厚い信頼を寄せている。指揮官は「前々回に出場してエース格としてやっていましたし、1年でも向こうで投げたというのは、今の日本の選手よりも余裕があるのかなと思う」と、ベテランの合流を待ちわびていた。

 今大会は、ドジャース大谷翔平を筆頭に山本由伸、カブス鈴木誠也エンゼルス菊池雄星、レッドソックス・吉田正尚、ホワイトソックス・村上宗隆、ブルージェイズ・岡本和真ら多くのメジャーリーガーが参戦。菅野は山本、菊池とともに先発の軸を託される見込みだ。今後は3月2日の強化試合・オリックス戦(京セラドーム)に登板し、同8日の1次ラウンド第3戦・オーストラリア戦(東京ドーム)に向かう公算が大きい。

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