◆第21回オーシャンS・G3(2月28日、中山競馬場・芝1200メートル=1着馬に高松宮記念優先出走権)

 上り馬の勢いで最後に高い壁を乗り越える。フリッカージャブ(牡4歳、栗東・西園翔太厩舎、父サートゥルナーリア)は条件クラスを3連勝中。

前走も2馬身差の圧勝で危なげなく、オープン入りを決めた。

 4か月半ぶりの実戦になるが、1週前には栗東・坂路で50秒7。加速ラップを刻みつつ、ラスト2ハロンは11秒8、11秒6の驚速のラップでまとめた。「すごい時計ですよね。いい筋肉がついて、体もパワーアップしてきた。スプリンターっぽくなってきました」と西園翔調教師は笑う。

 今週で引退となる父の西園正調教師がフィオライア(牝5歳、栗東・西園正都厩舎、父ファインニードル)、ビッグシーザー(牡6歳、栗東・西園正都厩舎、父ビッグアーサー)の2頭出し。重賞で最後の親子対決となる。ここまで重賞では親子対決が3度(24年函館スプリントS、キーンランドC、26年プロキオンS)あり、すべて先着を許している。

 今回も早くも父が「最後にうちの馬が差すからな」と笑顔でけん制球。しかし、高松宮記念・G1(3月28日、中京競馬場・芝1200メートル)を見据える大切な一戦で負けられない。しっかりと父超えを果たし、成長した姿で送り出す。

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