昨夏の高校野球静岡県大会で16強入りした日大三島高の森賀碧投手(3年)が2日、東京六大学リーグの立大に進学し、硬式野球を続けることを明らかにした。

 この日、同校で卒業式を終えた右腕の表情は明るかった。

2月21日に一般入試でスポーツウエルネス学部に合格。長嶋茂雄さんらが在籍した名門でプレーできる道が開けた瞬間、「うれしいより、ホッとしました」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 森賀は小学生時代に東京のムサシクラブで野球を始め、調布リトルシニアを経て、静岡の日大三島に進学。最後の夏は三塁手としても出場する“二刀流”としてプレーしたが、大学では「投手一本」で臨むという。最速137キロと球速は突出していないものの、気持ちで押し込む直球が持ち味。変化球もカットボールを含む4種類を操る。夏の県大会後は半年間、1日12時間の受験勉強に集中してきた。「まずは体づくりから。野球の技術面も含めて、一つずつ段階的に取り組んでいきたい」と意気込む。

 報徳学園高では選手としても指揮官としても全国制覇を成し遂げている名将・永田裕治監督は「実直な性格で、一つずつ積み重ねていける子」と評価。森賀自身もまずはリーグ戦出場を目標に掲げ、ゆくゆくは大学野球の聖地・明治神宮で「活躍したい」と力を込める。

 夢の六大学野球で対戦したい選手には、今年、慶応高(神奈川)から慶大に進学する江戸佑太郎内野手の名前を挙げた。

昨夏は4回戦まで勝ち進む中で4番を務めた強打者。中学時代にはライバルチームに所属しており、「小さい頃から意識している存在でした。六大で対戦する機会があれば、勝ちたい選手です」と闘志を燃やした。(伊藤 明日香)

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