◆WBC強化試合 阪神―日本(3日・京セラドーム大阪)

 侍ジャパンドジャース大谷翔平投手(31)が3日、強化試合・阪神戦に「1番・DH」で名を連ねた。代表では自身初の1番起用。

メジャー組の出場が解禁となった前日のオリックス戦は「2番・DH」で出場も、3打数ノーヒット。日本ハム・北山が大谷の指令で考案した新パフォーマンス「お茶ポーズ」の披露にも注目が集まる。

 大谷は前日のオリックス戦では、レフトスタンドから日本ハム時代の応援歌が流れる“粋な演出”の中、フルスイングを連発。だが外野フライ2本と空振り三振の3打数無安打だった。実戦は2月21日(日本時間同22日)のエンゼルスとのオープン戦以来。井端監督は「何も心配していない。日本に来て投手の球を(見るのが)1週間くらい空いていた。良い形で試合を終えて本番を迎えてくれれば」と全幅の信頼を寄せる。

 大谷の打順を巡っては、強化試合2戦で1番と2番をテストする見込みで、オリックス戦では2番で結果は残せなかったが、この日は1番でスタメンに名を連ねた。ドジャースでは主に1番打者を任され、球団初のワールドシリーズ連覇に導くなど、MVP4度を誇るメジャー屈指のリードオフマンが、“リベンジ”を狙う。

 また、チームでは大谷が“指令”を出し、日本ハム・北山が考案した新パフォーマンス「お茶ポーズ」がお披露目された。右手で円筒形のものを持つような形を作り、左手は“底”を支えるようにしてクルクルと回すようなしぐさを2回した後、飲むようなしぐさをみせるもの。

大谷から「セレブレーションを決めて発表しろ」と無茶ぶりされ、「眠れないくらい考えました。世界と戦うので日本の伝統文化がいいと思って、京都出身なので。大谷さんもお茶のメーカーのCMに出ていたので」と考え出した。だが、忘れる選手も続出し、大谷からは「やっぱりダメだ、明日もう1回」とダメ出し。だが、北山は「大谷さんがベース上でやってくれたら、一気に広まると思う」と、頼れる先輩に期待していた。

 ブルージェイズの岡本和真内野手(29)は「5番」で侍ジャパン合流後初出場。1日の夕方に帰国したため、2日はコンディション調整を優先させて試合を欠場し、村上、吉田と同組でフリー打撃を行って21スイングで4本のサク越えを放っていた。

 井端弘和監督はオーダーについて「1、2番は変えてみようかなと思う」とした上で、「本番に向けてまた変えるかもしれない」と含みを持たせた。1番・大谷については「慣れているのもあるので、その雰囲気は確認したい」とした。

◆侍ジャパン スタメン

1(指)大谷

2(右)近藤

3(中)鈴木

4(一)村上

5(三)岡本

6(左)吉田

7(二)牧

8(遊)源田

9(捕)中村

(投)高橋

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