◆新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2026」(4日、後楽園ホール)観衆1136

 新日本プロレスは4日、春の最強戦士決定トーナメント「NEW JAPAN CUP 2026」(NJC)の開幕戦を開催した。

 セミファイナルの1回戦で「柔道金メダル」ウルフアロンウルフが「H.O.T」ドン・ファレと初対決した。

 デビュー戦となった1・4東京ドームでEVILを破りNEVER王座を奪取したウルフだったが、この一戦で193センチ、170キロの巨体を誇るファレにテーブル上でフォーリング・ココナッツを食らい絶体絶命のピンチに追い込まれた。

 さらに2・11大阪で「H.O.T」新リーダーとなった成田蓮にわずか128秒で敗れ王座陥落。試合は遺恨が深まる「H.O.T」へ雪辱を期す一戦となった。

 ちょうどデビュー2か月目の戦いだったが、入場の花道で大阪と同じように「H.O.T」に襲撃された。反撃するもさらなる襲撃を受け場外でグロッギーに追い込まれた。いきなりの大乱戦は、リングに入りゴングが鳴るとファレに踏みつけられ、さらなる窮地に立った。それでもウルフは、ラリアットからのブレーンバスターで170キロの巨体を投げ捨てるとホールは大歓声に包まれた。

 一気に逆襲に出たがレフェリーと衝突しリング上は無法地帯となった。ファレのセコンドの「H.O.T」が乱入しストンピングを乱打される。テーブルをリング上に持ち込まれ、金丸に寝かせられたが逆に腕を固めて脱出。アングルスラムでファレを投げ捨て勝利が見えたが、ここで「H.O.T」リーダーの成田蓮が乱入しNEVERのベルトで後頭部を殴打されKO。最後はファレのグラネードでたたき付けられ3カウントを奪われた。

反則、乱入…プロレスの洗礼をまたも浴びた柔道金メダル。試合後は、無言で控室に消えた。

 今年の「NJC」は24選手が参加。試合はすべて時間無制限1本勝負。1回戦は、この日の後楽園、3・5後楽園、3・6大田区総合体育館、3・8兵庫・ベイコム総合体育館で開催される。

 2回戦からザック・セイバーJr.らシード枠の8選手が参戦。3・10岡山・シゲトーアリーナ岡山、3・12香川・高松市総合体育館・第1競技場、3・13大阪・金岡公園体育館、3・14愛知・名古屋金城ふ頭アリーナで行われる。

 準々決勝は、3・15 山梨・アイメッセ山梨、3・17福島・ビッグパレットふくしまで行われ、3・20アオーレ長岡で準決勝2試合、3・21アオーレ長岡で決勝戦が行われる。優勝者は4・4両国国技館大会でIWGPヘビー級王者・辻陽太へ挑戦する。

 

 ◆3・4後楽園全成績

 ▼第0試合 中原大誠デビュー戦 10分1本勝負

〇松本達哉(7分40秒 逆エビ固め)中原大誠●

 ▼第1試合 20分1本勝負

〇高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズ(8分37秒 ピンプジュース↓体固め)安田優虎●、海野翔太

 ▼第2試合 20分1本勝負

〇矢野通、ボルチン・オレッグ(9分09秒 横入り式エビ固め)邪道●、エル・ファンタズモ

 ▼第3試合 20分1本勝負

永井大貴、〇ドリラ・モロニー、鷹木信悟、OSKAR(11分54秒 ドリラキラー↓体固め)ゼイン・ジェイ●、HENARE、ジェイク・リー、カラム・ニューマン

 ▼第4試合 30分1本勝負

本間朋晃、マスター・ワト、〇タイチ(11分19秒  聖帝十字陵)ディック東郷●、DOUKI、成田蓮

 ▼第5試合 30分1本勝負

〇ハートリー・ジャクソン、ザック・セイバーJr.、藤田晃生、ロビー・イーグルス、大岩陵平(9分03秒 デスバレーボム↓片エビ固め)外道●、辻陽太、ロビー・エックス、石森太二、Yuto―Ice

 ▼第6試合 『NEW JAPAN CUP 2026』1回戦 時間無制限1本勝負

〇ドン・ファレ(8分46秒 グラネード↓片エビ固め)ウルフアロン●

 ▼第7試合 同 時間無制限1本勝負

〇上村優也(22分06秒  ダイビングボディアタック↓片エビ固め)グレート―O―カーン●

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