◆第60回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月7日、阪神競馬場・芝1400メートル=3着馬までに桜花賞の優先出走権)

 コラルリーフ(牝3歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父ビッグアーサー)は、スポーツ報知杯クリスマスローズSを大外一気で快勝。メンバー唯一のオープン勝ち馬が7ハロン戦を克服して報知杯で“連勝”を目指す。

 過去2戦の芝1400メートル戦の敗因は明確だ。中京2歳S(7着)は返し馬で暴走。もみじS(5着)は、京都・外回りの舞台で7頭立ての少頭数、後傾ラップと展開が向かず、この馬の走りを出せなかった。

 今回は連対率100%の近2走と同様に、最適な調整過程を積んでいる。一生懸命に走る気性を考慮し、1週前と当週は栗東・坂路で追い切り、その中間の1日にCWコースで調教。4ハロン54秒1―11秒6で軽く駆け抜けた。徳永助手は「この馬の調整方法をつかんできました。スイッチを入れすぎないように、日曜日にコースでしまいをサッと。状態はいい意味で大きな変化はありません」と手応えを深めた。

 父には16年の高松宮記念を制したビッグアーサーを持つ。産駒は昨年、芝1200メートル戦では同馬の2勝を含めて18勝をマーク。芝1400メートル戦は10勝だが、勝率は11・6%で2・6%上回っている。

「とにかく1ハロン延長がカギですが、良いものはありますし、こなしてほしいですね」と同助手。今後の選択肢を広げるためにも、ここはしっかりと勝ち切りたい。(松ケ下 純平)

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