◆オープン戦 オリックス2―3巨人(6日・京セラドーム)

 巨人の新戦力組が躍動した。まずは松本が待望のHランプをともした。

1点リードの5回1死で初球の外角直球をしぶとく中前へ運び、オープン戦9打席目で初安打。佐々木、皆川らとの中堅争いが続くなか「東京ドームでの開幕戦。あの声援の中で打席に立てるのをイメージしながら今はやっています」と開幕スタメンを見据えるFA戦士が、ビジター6連戦の初戦で結果を残した。

 来日2度目の4番に入ったダルベックも続いた。続く泉口の四球と相手の送球ミスで5回1死一、三塁の好機で打席へ。内角に食い込むシュートを捉えた鋭い打球が投手・阿部のグラブをはじく適時内野安打となり、来日初打点をマークした。「日本人投手の球種、ボールの軌道をしっかりと見極めたい」と相手投手が変わるたびにベンチでデータをチェックする生真面目な助っ人。日本野球に順応し、エンジンがかかってきた。

 今オフ野手の目玉補強となった2人を含む先発全員安打のアピール合戦。14日の日本ハム戦(東京D)から開幕を意識したオーダーを組む方針の阿部監督は“当確ランプ”を誰にも出しておらず、全ポジションで競争の火花が散っている。「本当に全試合、スタメンで出たいと思っています」と松本。し烈なサバイバルは、まだまだ続く。

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