◆WBC 1次ラウンドC組 台湾0―13日本=7回コールド=(6日・東京ドーム)

 爆勝劇で初陣を飾った侍ジャパン井端弘和監督(50)は「試合展開はどうであれ、まず勝てたことが非常によかった。打線がつながったことがよかった」と、白星発進に安堵(あんど)した。

 2回に大谷の満塁弾から10点を奪い一気に試合を決めた。大谷の打順では3日のオリックス戦で2番を、4日の阪神戦(ともに京セラD)で1番をテスト。計5打数無安打だったが、「強化試合で両方見させてもらって、やっぱり1番の方が勢いとか迫力があった」と、相手に与える脅威も考慮しリードオフマンに指名した。

 思惑通り読みは的中した。初回先頭でいきなり初球をたたいて右翼線二塁打。「多少チームに勢いを与えていたなかで、(2回の満塁弾で)最高の結果を出した。さすがだなと。さすがと言っていいのかな?」。背番号16の働きぶりに笑みが止まらなかった。

 2回に大谷のグランドスラムが出た後も主砲・吉田が右中間二塁打を放つなど3打数2安打1打点と仕事を果たした。2月25日に大阪で合流し、直後の練習から吉田の代名詞である“マン振り”を打撃ケージ横で見ていた指揮官は「状態がよかった。1番からの流れがいいのかなと思って据えました」と4番抜てきの理由を力説。

時差ぼけの影響で万全ではない村上や岡本ではなく、状態が最も整っている男を打線の中心に置く決断もはまった。

 大会連覇へ、順調な滑り出しを見せた井端ジャパン。7日の韓国戦に勝利し、まずは1次R突破を盤石なものとする。(長井 毅)

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