◆WBC 1次ラウンドC組 日本8―6韓国(7日・東京ドーム)
確信を持って伸びていく打球を見つめた。大谷のソロで同点に追いついた直後の3回2死。
反撃ののろしも鈴木からだった。3点を失った直後の初回1死二塁。フルカウントから外角137キロツーシームを逆方向の右中間席に放り込んだ。自身WBC初アーチが嫌な流れを吹き飛ばす2ラン。興奮のあまり「お茶たてポーズ」を忘れて歓喜した。「(発案者の)北山さんに謝りました」とニッコリ。プレミア12、五輪と主要3大大会全てで本塁打をマークする快挙にもなった。
同学年との共闘が一つのモチベーションになっている。6日の台湾戦で主役を張った大谷とは同学年。WBCで一緒にプレーするのは意外にも初だった。「同じチームで上を目指して戦うのはすごくうれしい」と力に変えている。二刀流のスターと親交が深く、“イジる”こともできるその存在は大谷にとっても貴重。2打席連続弾を放った際にベンチで歓喜した大谷は「本当に素晴らしかった。一番大きかったのは誠也の2ラン」と絶賛した。同学年でのアベック弾も達成。鈴木は「彼(大谷)だけに背負わせるつもりもない」と頼もしく言う。信頼の厚い2人がチームをけん引している。
前回23年WBCでは代表に選出されるも、左脇腹の負傷で無念の辞退。今季はカブスとの5年契約最終年という勝負の時期を控えながら、出場を決断した。「(前回は)悔しかったし、迷惑をかけた。力を出して期待に応えたい」と思いは人一倍強い。守備では外野の司令塔である中堅、打っては中軸。心強い攻守の要が勝利の先導者となった。(宮内 孝太)
◆記録メモ 鈴木(カブス)が3点を追う1回にWBCでは初となる右中間2ラン。3回にも2打席連続のソロを放った。主要3大大会(WBC、五輪、プレミア12)では19年プレミア12で3本、21年五輪で1本の本塁打を打っており、これで3大大会全てで本塁打をマークした。過去には21年東京五輪のメキシコ戦で山田哲人(ヤクルト=15年プレミア12〈3〉、17年WBC〈2〉、21年東京五輪〈1〉)、坂本勇人(巨人=13年WBC〈1〉、15年プレミア12〈1〉、21年東京五輪〈1〉)が達成しており、その2人に次いで3人目。また、3大大会6本塁打は日本人で福留孝介(日本生命・中日)の7本に次いで2位タイ。










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