◆第75回スプリングS・G2(3月15日、中山競馬場・芝1800メートル=3着馬までに皐月賞の優先出走権)

 皐月賞トライアルのスプリングSは、本番への権利取りをかけて“1勝馬”の勝負駆けに期待したいところだ。良血馬で注目を集めそうなのは承知で、デビュー3戦目で初勝利を挙げたばかりのアウダーシア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キズナ)を狙いたい。

前走は本馬場入場でテンションが高ぶり、レースでも道中で力んだ面をのぞかせたが、直線で内から抜け出して力の違いを見せた。

 いきなりの重賞初挑戦で相手関係は上がるが、陣営のトーンが上がっているのは見逃せない。手塚久調教師は「全然足りると思います。もっと良くなりそうな感じはしますが、これくらいで権利が取れれば、かなり楽しみ」と強気だ。母は18年のオークス2着、桜花賞3着など牝馬クラシック戦線で活躍したリリーノーブルで、豊かな将来性も見込んで好勝負を期待したい。(坂本 達洋)

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