◆WBC 1次ラウンドC組 日本9―0チェコ(10日・東京ドーム)

 侍ジャパンの中日・金丸夢斗投手が圧巻のWBCデビューを飾った。7回に3番手で登板。

自己最速タイ、プロ入り後の最速となる154キロを計測するなど2奪三振で滑り出すと、8回も3者三振で5者連続。フォーク、スライダー、カーブなど緩急も自在。チェコ打線を圧倒した。パドレス・松井裕樹投手の出場辞退によるメンバー変更で代表入り。大会直前の2月26日にチームで最後に招集されたが、先発した高橋宏斗投手とともに、中日コンビで勝利に大きく貢献した。

 試合後の一問一答は以下

―ここまで3試合は登板がなかった

「早く投げたいと思っていました。緊張もしたけど、楽しかったです」

―追加招集だったが

「ピッチコムとかピッチクロックも11月(昨年の強化試合)に経験できたので、少し余裕ができました」

―好投の要因は

「いつも通りできたということに尽きると思います。緊張はもちろんあったけど、楽しみながら投げられたので。0―0の緊張感はあったけど、気にせず、自分の投球だけを考えました。いつもどおり淡々と投げて、流れを持ってくる投球ができて良かったです」

―同じ左腕の菊池から助言は

「ボールが違うので。どう工夫したらいいのか、変化球の握りやリリースとかをベンチで聞いたりしました」

―菊池はどんな存在

「ものすごい球を投げるし、変化球も野球の考え方も超一流だと感じた。少しでも話を聞けたらと思いました」

―準々決勝に向けて

「初めて海外に行くんですけど、自分を貫き通し、やるべきことをすれば結果はついてくると思う。

世界一を取って帰ってきたいと思います」

―海外は初めてなのか。何を持って行く

「全然分からない。適当に持って行って、向こうでなんとかなると思います」

―そういう意味での緊張は

「その緊張はないです。普段通り出来るか少し心配だけど、臨機応変にいきたいと思います」

―高橋宏斗の投球は見た

「同級生とは思えないピッチングをしてくれましたし、普段は同じチームなので。(刺激は)もちろんありました。同級生で日本を救えるような投球をこれからもマイアミでしていきたいです」

―2、3週間前は想像しなかった登板では

「想像はしなかったけど、心の準備はしていました。(合流後は)初めてなので、まずはチームになじめるか。柔らかく迎えてくださって、心配はなかったです」

―高橋宏からも助言は

「流れとか、アドバイスは聞きました」

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