◆WBC 1次ラウンドD組 ベネズエラ5―7ドミニカ共和国(11日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 WBC1次ラウンド(R)D組の3連勝対決は、ドミニカ共和国がベネズエラを破って1位突破を決めた。準々決勝では13日(日本時間14日)にドミニカ共和国が韓国、14日(同15日)にベネズエラが日本と対戦することが決まった。

 試合後、ベネズエラのロペス監督は、日本戦の先発をレッドソックスのランヘル・スアレス投手(30)と発表。これまでメジャー通算53勝を挙げている左腕で、24年からは2年連続で12勝を挙げた。直球の平均球速は91・3マイル(約146・9キロ)と決して速くはないが、シンカー、チェンジアップ、カットボール、カーブなど多彩な変化球をバランスよく投げてくる技巧派だ。

 ドジャース大谷翔平投手(31)も苦しめられた。昨年9月15日(同16日)に対戦した際には見逃し三振、四球、右翼への二塁打で2打数1安打だったが、ポストシーズンの地区シリーズで対戦した際には、一ゴロ、空振り三振、左直で3打数無安打に抑え込まれた。カブス鈴木誠也外野手(31)はこれまで3試合で対戦して6打数2安打、2四死球、2三振と決して苦にはしていない。レッドソックス・吉田正尚外野手(32)は対戦がないが、今季から同僚となる。

 スアレスは18年にメジャーデビューしてからフィリーズ一筋で8年間プレーしてきたが、昨季終了後にFAとなり、レッドソックスと5年総額1億3000万ドル(約207億円)の大型契約を結んで移籍した。WBCでは、初戦の6日(同7日)のオランダ戦で先発も、2回43球を投げて3安打1失点、1奪三振、1四球だった。

 昨季は右打者に対して被打率が2割6分5厘だったが、左打者に対しては2割2分1厘。キャリアでも右打者に2割6分2厘、左打者に2割9厘、と左打者は得意にしている。侍ジャパンはこれまで大谷、近藤(ソフトバンク)、吉田(レッドソックス)、村上(ホワイトソックス)、源田(西武)と左打者が多くスタメンに並ぶことが多かったが、苦しい戦いを強いられる可能性もありそうだ。

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