◆第75回スプリングS・G2(3月15日、中山競馬場・芝1800メートル=3着馬までに皐月賞優先出走権)

 1~3着馬に優先出走権が与えられる皐月賞トライアルはひと筋縄ではいかない。9年連続で単勝10倍以上が3着以内に少なくとも一頭入っており、穴馬を探したい。

 前走の着順は重要なファクターで、前走4着以内が過去10年の馬券対象30頭のうち28頭を占め、残す2頭はG1ホープフルS2けた着順からの反撃。また、前走で新馬、未勝利勝ちは【0・0・2・19】(以降もデータは過去10年)で、3着馬2頭はいずれも本番で1番人気を集めた特殊な例だった。

 穴候補にマイネルシンベリンを挙げたい。過去10年で単勝10倍以上の馬は10頭が3着以内となっているが、そのうち前走1勝クラスだった馬は7頭で、その共通点は前走4着以内だったこととともに上がり3ハロンが3位以内。1勝クラス4着以内、上がり3位以内の成績は【5・7・3・24】で、そのうち単勝10倍以上は【2・3・2・15】。複勝率31・8%は人気を考えれば優秀だ。

 サラブレッドクラブ・ラフィアン所属馬はスプリングSで過去10年の出走は2頭のみだが、16年マイネルハニーが5番人気2着、18年マイネルファンロンは6番人気3着。後者は500万(現1勝クラス)のフリージア賞で2着&上がり2位だった。勝負どころを前にまくって先行勢をつぶしながら、自身は上がり3位タイをマークして3着に踏ん張ったマイネルシンベリンの前走が皐月賞トライアルにつながりそう。

 最後にスプリングSは6年連続で9文字馬名が連対中。22年は唯一の9文字馬名のビーアストニッシドが5番人気で逃げ切っている。今年は2頭のみの9文字馬名、その点でも気になる一頭だ。

編集部おすすめ