WBCは日本時間14日から準々決勝が行われる。連覇を目指すC組1位の日本は、15日に難敵ベネズエラ(D組2位)と対戦する。

1次ラウンド(R)では大谷翔平ドジャース)、鈴木誠也カブス)、吉田正尚(レッドソックス)がそれぞれ2本塁打。メジャー組が力を見せつける中、攻守に存在感を放つ選手がいる。

 西武・源田壮亮内野手(33)。初戦となった6日・台湾戦の2回無死一、二塁で、投球がユニホームをかすめた。一度はボール判定だったが、死球をアピールし、リプレーで覆った。その後に大谷が先制満塁本塁打。1次R4連勝につながる地味ながら貴重なワンシーンとなった。

 同戦は死球のあと、3安打。1次Rでは派手なアーチを連発するメジャー勢に主役を譲ったが、打率5割7分1厘は、出場20チームで1位。2位大谷の5割5分6厘を上回り、WBC首位打者に立っている。

 前回2023年大会では、1次Rの韓国戦で、二塁に帰塁した際に右手小指を骨折。それでも栗山監督に出場を志願し、患部を固定しながらプレーして優勝に貢献。

準決勝のメキシコ戦では、相手のわずかな離塁を見逃さずタッチアウトにする「源田の1ミリ」で流れを変えた。「(今回は)万全な状態でちゃんとやりたい」と話していた男は3年後、安定した守備と好調な打撃で再び侍に不可欠な正遊撃手となっている。

 3大大会の出場は19年プレミア12、21年東京五輪、23年WBC、24年プレミア12に続いて5度目。ファンをうならせるNPB侍が、高い経験値を武器に連覇へ重要な役目を担う。

◆WBC打率ランキング

1 源 田(日)   ・571

2 大 谷(日)   ・556

3 ムン・ボギョン(韓)・538

4 ゲレロ(ド)   ・500

4 アラエス(ベ)  ・500

4 吉 田(日)   ・500

4 ケイシー(加)  ・500

4 ノーリ(伊)   ・500

9 ト ロ(加)   ・467

10タティス(ド)  ・462

10マルティネス(キュ)・462

※規定打席 試合数×3・1で計算

編集部おすすめ