◇ファーム・リーグ DeNA7―0ハヤテ(14日・ちゅ~るスタジアム清水)

 ファーム・リーグが14日、開幕した。参入3年目、中地区のハヤテベンチャーズ静岡はDeNAに0―7で敗れ、2年連続の開幕白星を逃した。

開幕投手に抜てきされた笠島尚樹(23)が6回途中4失点で降板。打線は相手の4投手の継投で完封負けを喫したが、前西武の1番・鈴木将平中堅手(27)が3安打の固め打ちで存在をアピールした。

 元NPB選手が実力を見せつけた。開幕で完封負けを喫する中、ハヤテの1番・鈴木将のバットが火を噴いた。初回に二塁内野安打で出塁すると、5回の第3打席では左翼線へ三塁打。4打席目には左前打と3安打の固め打ちだ。

 自身プロ10年目のシーズンが開幕。「一打席目にヒットが出て楽になった」。特に、3本目の安打を自己評価した。ツーストライクと追い込まれながら、粘って逆方向に打ち返した。「あの打席が増えれば、この先困らない。きょうは内容のある1日だった」。

1軍クラスの平良と左腕・石田から打ったのも大きかった。

 2016年にドラフト4位で西武に入団。同期の活躍が刺激になっている。1位の今井達也(27)=アストロズ=は今季からメジャー挑戦。同3位の源田壮亮(33)はWBC侍ジャパンの不動の遊撃手として活躍中。「自分も負けないように頑張らないと」。もう一度、NPB復帰するために強い気持ちでハヤテ2年目のシーズンに臨んでいる。

 26年シーズンを好発進。「あしたからも全部打つつもりで打席に入る。チームの車輪になれるようにやっていきたい」。ハヤテの切り込み隊長が、バットでチームを引っ張る。(塩沢 武士)

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