侍ジャパンのWBC連覇に注目が高まる中、MLBが日本代表の「次なるメジャー挑戦」に注目。米サイト「トレードルーモア」は、日本ハム・伊藤大海投手と阪神・佐藤輝明内野手が、来オフにもポスティングでメジャー移籍を目指す可能性を伝えた。

 米スポーツ専門局「ESPN」のカスティーヨ記者は「伊藤投手は、レッドソックスのソニー・グレイ(レッドソックス)、佐藤選手は、ライアン・オハーン(パイレーツ)に似たタイプ」と分析。伊藤について「大リーグの投手コーチ陣は彼の7種類の球種に興味を持つだろう。ストライク率が平均的な部分と、5フィート9インチ(日本での登録は176センチ)とやや低い身長は、若干『赤信号』かもしれないが、ア・リーグの匿名評価担当は、耐久性は証明済み、四球が少なく、メジャーの打者から三振を奪える」と伝え、佐藤については、三塁手としてゴールデン・グラブを受賞し、外野も出来るユーティリティーと記している。

 両選手は今オフFA取得権利を満たず、所属球団のポスティング了承が必要とした上で、「阪神は伝統的に同制度に消極的だが、佐藤が2023年の日本一、2025年の日本シリーズ出場に貢献したことから、球団が事情をくみ取るかもしれない」と、事情を伝えている。

 大リーグは今オフ、現状の労使協定が12月1日に失効する。同記事は、労使交渉が、ポスティング制度のルール改正に及ぶ可能性を残しつつ、交渉事項が多岐に渡るため、今回は、後回しにされるだろう、という見方。ロックアウトが起きた2022年の例を挙げ、「ロックアウトは鈴木誠也の足かせにならず、ゆっくり90日間のロックアウト期間を待った末に、カブスと5年8500万ドルの大型契約を結んだ」としている。一方、昨オフの市場を振り返り、今井達也投手(アストロズ)、村上宗隆内野手(ホワイトソックス)の契約が、当初の予想を下回った影響で、「伊藤と佐藤には、よりプレッシャーがかかるかもしれない」としている。

 WBCでは注目の侍ジャパン。米メディアでは、大谷翔平に続く、次世代の日本人メジャーに興味を募らせている。

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