皐月賞・G1(4月19日、中山)トライアルの第75回スプリングS・G2(3着馬までに優先出走権)は、単勝8番人気のアウダーシアがゴール前差し切ってレースレコードで重賞初制覇。共同通信杯を制したリアライズシリウス、TRでは14日アネモネS勝利のディアダイヤモンドに続き、津村明秀騎手(40)=美浦・フリー=と、手塚貴久調教師(61)=美浦=の黄金コンビでクラシック切符をつかんだ。

 今年のクラシックは、一言で表現するなら「大混戦」だ。昨年はクロワデュノールが皐月賞(2着)、日本ダービー(1着)ともに断然の1番人気に支持されたが、今年は皐月賞の勝ち馬どころか、どの馬が1番人気になるのかを予想する段階から難しい。

 2歳王者のカヴァレリッツォは、過去10年間で一頭も勝ち馬が出ていない朝日杯FSからの直行を予定。ホープフルSの覇者ロブチェンは共同通信杯で初黒星(3着)を喫した。そのレースの覇者リアライズシリウスが現段階では唯一の重賞2勝馬だが、初の2000メートルへの適性は未知数だ。

 他には報知杯弥生賞ディープインパクト記念のバステール、きさらぎ賞のゾロアストロなど重賞ウィナーも虎視たんたんといったところ。まだトライアルの若葉Sを残してはいるが、今年の皐月賞は最後まで頭を悩ませそうだ。(東京本紙予想担当・西山 智昭)

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