◆第40回フラワーC・G3(3月21日、中山競馬場・芝1800メートル)=17日、栗東トレセン

 未完だからこそ底知れない。エアビーアゲイル(牝3歳、栗東・辻野泰之厩舎、父シスキン)は前走の平場(3歳1勝クラス)2着から2か月半ぶりの実戦。

成長を促したローテだったが、辻野調教師は「線が細いし、まだ成長途上で芯が入っていない感じ。20~30キロ増えてもいいフレームなんですが」と冷静に分析する。

 その言葉も高い資質を感じているからこそ。1歳で初めて見た時から素質を感じ、実際に騎乗してから確信は深まった。「操縦性の良さがあるし、取り口も安定しています。走ってきそうな感じはあるんです」。3戦1勝、2着2回。勝ち切れない走りがもどかしい。

 ロードカナロア産駒ながら大阪杯を連覇したベラジオオペラの妹。デビューから一貫して、2000メートルを使ってきた。「スラッとした体形で、キャンターも体を大きく使います。桜花賞よりオークス、秋華賞向きだと思います。

ここで賞金を加算できれば」とトレーナー。初の重賞挑戦で、良血の覚醒を信じている。(山本 武志)

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