◆第56回高松宮記念・G1(3月29日、中京競馬場・芝1200メートル)

 先週は土、日ともに名古屋出張。中京競馬場の競馬を見てきたが、芝コースは内がよく伸びるし、踏ん張っていた。

日曜9R、11Rは7、8枠の馬が勝っているが、前者は内ラチ沿いを器用にさばき、後者の愛知杯は内を通った逃げ切り。外から直線一気という競馬は少なかった。

 ペアポルックス(牡5歳、栗東・梅田智之厩舎、父キンシャサノキセキ)はメンバーがそろっていたオーシャンSで最内をこじ開けるように差し切り勝ち。新境地を開いた。今回もあれほど極端な競馬になるかは分からないが、内をさばいてきた内容は評価できる。

 1週前追い切りには岩田康誠騎手=栗東・フリー=が騎乗し、「前走より良くなっているよ」と上積みを口にする。今週は雨予報もあり、もちろん馬場傾向の見極めは大事。枠順も重要になるが、前走を決してフロック視できない一発の魅力を秘めている。(山本 武志)

編集部おすすめ